マラウイ協力隊ブログ

青年海外協力隊員がもらえる給料について?

青年海外協力隊はボランティアです。ボランティアという言葉から無給のイメージがあるかもしれません。ただ、実際に2年間遠く離れた途上国で活動するということを考えた時、どの程度のお金がもらえるのか、気になると思います。


そもそも海外青年協力隊はお金のためにやるような事業ではないので、そういう方は協力隊に参加しないほうがいいかなと思います。


参考までにお知らせいたしますね。

 

 目次

 

1.派遣前・派遣前訓練中

この期間はだいたい2ヶ月間半なので、 

・40,000円×2ヶ月半分

・訓練所までの交通費

 

ちなみに技術補完訓練の時は本訓練ではないので、上記の金額は発生しませんでした。訓練の前の訓練ですから当たり前ですよね。

 

訓練が終わってから本邦支出対応手当と支度金(国よって異なる、マラウイは90,000円でした)がまとめて口座に振り込まれます。表敬訪問先の交通費もあとから振り込まれました。

 

渡航費代これもすべてJICAの負担です。なお、赴任中に、JICA関係で飛行機を使用する場合もJICA負担。

  

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2.派遣後青年海外協力隊の活動費用 

 

  1.  現地生活費
  2.  住居費
  3.  本邦支出対応手当
  4.  移転料と支度料

 

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1.現地生活費

現地生活費マラウイはだいたい、毎月400ドル程度が振り込まれます。

それが、3ヵ月に一度で1月、4月、7月、10月で前払いとなります。

私の配属先では400ドルでした。

 

2.住居費

「現地の住民と同じ生活を送るべき!」という考え方がありますが、JICAは何よりも安全第一の組織です。

 

マラウイの場合は事務所が住居を手配して、家賃や警備員代を支払ってくれます。ですが、隊員ごとに住んでいる家が違います。豪華な家に住んでいる人もいるし、現地の安い食事を食べない人もいるし、生活レベルは人それぞれだ。配属された任地の治安や経済状況にも贅沢な暮らしをしている隊員もいる。

住居費も派遣される地域によって細かく上限が決められています。アフリカ、アジア、南アメリカなど、かなり違いがありますし同じ国でも、住居には格差ありです!

 

3.本邦支出対応手当

  • 帰国初動生活手当 10,000円/月×24ヵ月
  • 帰国社会復帰手当 20,000円/月×24ヵ月

 これは帰国後に自分の口座に振り込まれます。

 

4.支度料・移転料

帰国するときに任地の片付けや日本での新生活に向けて支払われます。確か、1000ドルだったと思います。    

 

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3.帰国後

帰国初動生活手当、帰国社会復帰手当が自分の銀行口座に帰国後数日目に振り込まれます。

これらは、帰国時一括支給されます。だいたい、2年間で720,000円となります。

この金額が多いのか、少ないのかと感じるのは人次第です。

私は、日本での一時帰国等ですでに私の通帳はマイナスでなっていたので、これがちょっと補てんという形でプラスになりました。

 

帰国後は友達に会いに行ったりと何かと交通費や交際費にお金をかかります。このお金を期待するのはやめましょう。

 

 

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4.帰国後、もらえる金額は??

帰国の時には、もし、まったく使っていなければ、

・国内積立金 1,320,000円

・帰国時に一括支給の手当 720,000円

あわせて約2,000,000円がもらえる計算になります。    

ですが、日本で支払わないといけない年金・生命保険・医療保険等があって私はちょこちょこ引き落とされました。

日本への一時帰国への飛行機代等、、、。

 

あまりお金は私の場合、貯まっていませんでした。

 

派遣期間中に、任国外や日本に一時帰国をすると思ったよりお金はたまらなかったりします、、。

 

貯金を目的に協力隊になるのはやめましょうね♪

 

最後まで、お読みいただいてありがとうございます。

 

ちなみに、協力隊員の手当ては確定申告のときに提出する収入にはならないようです。

 

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