マラリアの診断を受けてしまいました、、、。(マラウイでは)
こちらに来てくださってありがとうございます!!
マラリアではなかったのですが、強烈にしんどい症状がでてしまい数日間は入院していました、、。
気持ち的には死にそうでした、、、。
途上国で体調を崩すとなぜか「死」を一瞬予感させますが、無事に退院もどってまいりました!
任期も短縮することもなさそうです、よかった!!
目次
ことのはじまり、、、、。
とある月曜日の午後ぐらいからちょっとしんどいな~と思って、いつものようにだるい感じかなと思い薬を飲んで様子を見ようと思っていました。
ごはんも早めに食べて就寝。
翌日の火曜日にはあまりにも頭が痛くて起き上がれず、
試験期間中だったのでテスト監督を学校でする予定だったのですが同僚に電話して「今日は体調不良で学校を休みます。」と伝えました。
その日はベッドから動くことができずついに40℃の高熱がでて、薬を内服してもなかなか下がらず苦しい状況が続きました。
夜に事務所に電話しても迷惑がかかるだけなので、夜が明けたら電話することにしました。
電話して「一人でもうバスに乗って上京できない、
しんどくて動けない。助けてほしい。」とヘルプの電話をして、「あの元気な隊員さんが動けないなんて信じられない!!」という判断で、迎えにきてもらえました。
つい数日前まで、柔道大会で合気道演武をやってところだったので身に来てくださった方たちはびっくりされたようでした。
1.マラリア予防
マラウイ隊員はマラリア予防のため、メフロキンといういう薬を内服します!
内服しているとまず、ならないそうです。
だけれども、飲み忘れる隊員はたくさんいます、、。
飲み忘れた人がマラリアになっても、白い目で見られるだけなので非常につらいです。気をつけましょう!
2.治療
内服治療はありませんでした。
点滴治療だけでした。
マラリアの治療は朝と晩に点滴している同じルートラインから薬が注入されました。
日本でマラリアになる人はほとんどいません。
(旅行後帰国後に発症パターンはある)
治療は非常に日本人に強く、副作用症状でだるさや倦怠感が残るため元のコンディションに戻るまで1か月以上かかるようです、
食欲もなく、しばらく食べることができませんでした。
もちろん、3Kgほどやせました。
その後は首都で10日程療養しました。
3.症状
1回目が命取りです!特に外国人と子供が重症化しやすいようです。
しかし、2回目以降は抵抗力(?)がついていくようで、1回目ほど強い症状はでにくいようです。
デング熱は2回目以降がやばいことになっていきます。マラリアとは逆です。
4.協力隊員がマラリアになると
だけど、飲み忘れる隊員はたくさんいます、、。
自己判断で内服を中断する人はたくさんいます。
(絶対にやめましょう!!)
飲み忘れた人がマラリアになっても、病人に対してもちろんケアはしてくれます。
しかし、内服をしていないことに対する自己責任については問われるので、非常につらいところです。
気をつけましょう!
5.原因は??
なぜ、熱が出たかはっきりわかりません。
たぶん、活動も終盤で疲れていたのかしれません。
強いウィルスが弱っているからだを襲い、体調不良になったのでしょう。
症状も熱や咳や咽頭痛が続いたため、風邪症状に類似したためマラリア治療がはじまってしまいました。
今回は本当に予防のしようがなかったけど、みんなに温かい言葉をかけてもらってうれしい限りでした。
協力隊員の皆さまは本当に優しいです。
お読みいただいてありがとうございます!
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