マラウイでの柔道活動について！ いったい、どんな感じなのでしょうか？？
こちらに来てくださってありがとうございます。
私は理科教育の活動以外にも、ひょんなきっかけでマラウイで武道を始めることになりました。
（それも柔道＆合気道）
今回はマラウイの柔道事情について、紹介することができればと思い、マラウイ柔道あれこれを書いていこうと思います。
日本ではなく、外国の人からみた武道ってどういうものか気になるところですよね。
目次
1.マラウイ柔道事情
私のマラウイでの協力隊員として、活動の後半を支えたのは柔道でした！！
どんな感じで活動をしていたかというと、配属先の学校でのストレスを発散するため柔道をやっていました。
私がそこで出会った、出来事等を紹介していきます。
涙あり、笑いあり、そして疲れました(笑)
マラウイ柔道家のみなさん！
みんな楽しそうですー。
2.ムズズ 合気道巡回指導＆柔道練習
こう書くとかっこいいのですが、ただ単に怖いもの見たさで出稽古にいってきました。
マラウイの柔道は3カ所で行われています。
（柔道着の色はさまざま！でも柔道への思いは情熱があります！）
リロングウェ（首都）、ムズズ（北部）、ブランタイヤ（南部）です。
マラウイにはじめて、柔道を伝えられたのはコンゴ人のフランス語教師であると言われています。その方の勧めで、軍関係者への啓蒙活動が妥当とされ軍人を中心に広まっていきました。
1.マラウイ柔道の発祥の地は軍関係者の基地の中にある
ムズズの基地の中の廃屋になったような建物の中に畳が敷かれてあり、そこで練習が行われていました。
周囲の雰囲気は「しのびの里」といった雰囲気が漂っていました。
練習は週に3回、午前中に行われています。建物にひびが入っているのは初めて見ました。
写真を撮影するのは忘れました。
皆さまにお見せしたいです(笑)
こんな感じかな？？
2.確かに物資が不足している、、
柔道着も全員分もあるわけではないです、、、。
みんなの服もボロボロ、健気に練習をしています。
3.ムズズの柔道先生は思いのほかきちんとしていた
マラウイでは以前、コンゴ人の学校の先生がゾンバでフランス語を教えていたようでした。その方が、軍関係者を中心に柔道を広めたほうがよいということで柔道が軍関係者を中心に広まっていた背景があるようです。
4.合気道指導も行う
ここに来たついでに、合気道も教えてきちゃいました。
思った以上に楽しい活動となりました。
これは日本の柔道をやっている人たちが見ると絶対に驚くに違いないといた場所でした。
壁の左には巨大なヒビがあります！
壁の右にも巨大なヒビがあります！
地震が起こったら崩れそうで怖いです。
3.マラウイの柔道少年
柔道は激しいスポーツで怪我がつきものです、、、。マラウイでは医療が発達していないので、十分なケアを受けることができないのです。
柔道を含め、非常に発生頻度が高い怪我に半月板損傷があります。
この半月板は、ひざ関節の間にあるもので、内側の内側半月板と外側の概則半月板に分けることができ、それぞれ三日月場をしているのが特徴です。
柔道でも大事なひざ関節を安定させることや、クッションの役割をしています。
水分がほとんどで、コラーゲンも含まれていますが、一度損傷してしまうと修復されにくい特徴を持っているのです。
ケアについて
膝に負担がかからないように、軸足をかえることや膝の筋力アップのアドバイスを教えてもらいました。マラウイアンは栄養状態がよくないので、足もひょろひょろで日本人より筋力がないので、さらに怪我がしやすいのでしょうね、、、、。
マラウイの理学療法士さんたち
病院にCollege of medecine から実習生の学生が来ていました。
私が看護師だった時リハビリ病棟で働いていたので、よく理学療法士さんの仕事ぶりを見ていました。彼らもスポーツ外傷の少年には気持をこめてケアをしていたので、きっとマラウイも同じなんだろうと思います。
学生たちもたくさん学んで成長してもらいたいものです。
こういう感じですね♪
マラウイの人たちも柔道世界選手権に出場したりと確実に発展してきています。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。
