マラウイ協力隊ブログ

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  •  海外青年協力隊員(理科教育)として、マラウイ湖のほとりにある学校で活動中 30代後半から協力隊を目指して応募しました 1年を経た今、一人の教員隊員として異国の地で子供の教育に携われる喜びを感じています

    マラウイの教員大学の生徒さんたちとワークショップを理数科の仲間と開催しました

    マラウイの教員大学でワークショップを理数科の仲間と開催しました。

     

    マラウイなのでスムーズにセミナーは始まりません。

    (いつものことですね~)

     

    当日の朝はその日に提出するレポートがあるということで、一部の生徒しか出席していませんでした。

     

    女子寮に行くと、一つの部屋に集まってみんな必死にレポート作成をしていました(笑)

    私も同じような感じだったので、ちょっと懐かしかったです。

     

    もちろん、すでに提出している学生はいます。

    こういった状況って、日本のあまり変わらないのだと思いました。

     

     目次

     

     

     

     

    1.セミナー概要

    今回のテーマですが、

     

    テーマは"参考図書を使って勉強しよう!"

     

    マラウイでは本が不足しているため、先生しか教科書を持っていません。生徒はそれをひたすらうつすのみ、、、。

     

    しかも、マラウイでは教師はなんでも知っていると思われているので、質問に教師が必死に回答しようとします、、。

    調べて答えるというのが習慣がないのです。 

     

    つまり、Noとは言えないのです、、、。

    この記事は授業とは関係ないのですが、マラウイアンはNoと言いません

     こういう記事をまとめてみました。

     

    malawi2015.hatenablog.com

     

     

    言ったほうが楽なのにと思いますが、、。


    私、JICAボランティアが5人いるので4人がセミナーを担当して行いました。


    最初にセミナーを行った人は、

    • Atomic structure 
    • Chemical bonding
    • Ionic equation
    • Experiment (neutralizaiton)

     

    1つずつ考えて行うことで、段階的に理解できるかなと考えました。

     

    今回のセミナーの特徴は一方的に教えるのではなくなるべくカレッジの生徒さんに考えてもらいながら授業を進めていきました。

     

    そして、同じ理数科隊員が作ってくれた今回のポスター、なんかすごい!! 

     

     

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    2.マラウイの生徒さんたちの欠点

    一部の生徒ですが、

    ノートをとらない人がいる


    空間認識の概念が弱く、モデル概念がない

     

    学校の授業はひたすらノートの板書をうつして、それを丸暗記するという形で進められいてます。

     

    それをやめさせるためにもモデルを使って考えるほうがよりスムーズに進む。

     しかし、教師が生徒に推奨しないので、状況は改善されません。

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     (セミナーを真剣に聞いてくれる生徒さんたち)

     

     

    3.自分の授業のポイント

    マラウイでは、
    すぐに生徒も先生も、物がないないという。
    実際には使えそうなものはある。

    そして、その使えるものを使って考えてやりましょう!

    それが、私の授業の趣旨です。


    モデルを使ったほうがイメージが湧くので、忘れなくて済む

     

    飲み物のボトルキャップを使って、原子の中の電子を想像させていきました。


    Science is everywhere. It is not just in textbook

    科学はどこにでもあります、教科書の中だけではありません♪

     

    酸性シリーズ(Acid)

     

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    塩基シリーズ(Base)

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    中和(Neutralization)

     

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    (オセロのような感覚でChemical quation を作ります)

     

     

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     (ディスカッション中)

     

     

     

    4.実験実施

    酸塩基が1価同士だと同体積で中和するけど、1価と2価だと同体積では中和しないというのが最後の問題である。

     

    そこに対して、HCl,NaOHを希釈してpHの違うものを用意して、Universal indicatorで試してもらいました。

      

    この写真はUniversal indicatorを使っての実験を教育大学の学生さんたちが実施しました。

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    (万能指示薬を使用しての実験)

     

    液体でない、万能指示薬です。

    日本でもよく使いますね。 

    PPLS 万能pH試験紙 1-14 フルレンジ ブックタイプ 80枚入×30袋

     

    5.模擬授業に向けて

    なぜ同体積の酸性と塩基が中和しないのかということをお互いにグループで話し合ってもらってもらう。

     

    実験をしてもよい、図書室で参考図書を探してもよい。

     

    最後は模擬授業を実施してもらう。

     

    グループの中でわかっていない人を先生役に指名するということで、理解度が一番低い人を指名しました。


    グループの人たちが助け合って、授業用のメモを作成してくれたりしながら授業を15分行い、お互いにコメントして終了です。

     

    教師が一方的に教えるのではなく、生徒同士の学びあいが大事ですね。

     

    お互いにコメントをしあっていたのでよかったと思う。

     

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    (教育大学の学生さんによる模擬授業)

     

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    (隊員と現地の学生さんたち)

     

    6.本当に良かった点

    SMASEEという教員を対象にした再トレーニングであると、教員の休暇中に研修を実施するため教員への負担が大きい。

     

    価値のある研修をしてもそれを本当に現場で活用してもらえるのかどうかは難しい。

    教育大学の学生であると今後の見込み値が高い。

     

     

    専門家さんの活動と隊員との活動の違いについて、以下の形ですね。

    学生さんにアプローチしたほうが効果的と考えますね。

     

     

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    理数科隊員の宮崎君のスライドから引用しました

     

     

     

    教員大学の学校にあるビジュアルエイド、思ったよりたくさんありますね。図書室も立派です!!

     

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    (学校の図書室)

     

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    (ビジュアルエイド 1)

     

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    (ビジュアルエイド 2)

     

     

     

    2016年教員研修の様子

     

    malawi2015.hatenablog.com

     

     2015年教員研修の様子

    malawi2015.hatenablog.com