板書を早く書くために ~赴任後15カ月~ Quick writing 2
1.板書内容をなるべく覚える
以前はスペルミスがすごく多かったです。
単純に書くことに集中できなかったということもありますが、、、。生徒が書いている途中に話しかけてきても、受け答えをしないようにしています。
そして、授業前に板書内容をできる限り、覚えるようにして書くとミスも減りました。書いたら、いったん一呼吸おいて板書内容を読みあげる。
2.書く前にどういう配置で書いていくかを考える
やみくもに書かないようにしています。
とくに、図や表を書くときはバランスを考えて書きたいので、黒板の配置とスペース考えて書くようにしています。
3.文字を斜めにして書く
まっすぐに書くよりかは斜めにして書いたほうが、文字がぶれずにまっすぐに書けることに気づきました。なるべく、大きな字で書くより小さめの字で書いたほうがスペースが稼げることにも気づきました。
Chemistry (化学)教材作り 1 ~赴任後15カ月~
1.教材づくり
chemical bondingをボトルキャップを使って表現しています。
生徒に拾って集めて来いと言っているのですが、全然集めてこないので困っています。
パターン
1.Chemical bonding
2.Atomic structure
3.Chemical equation
以外とイメージを持って考えれます。
2.生徒の反応
うまくイメージをもって考えないと収まらないのでよい教材かなと思ったります。
(がんばって作成する生徒)
今学期の目標 (Form2 ) 途上国の生徒のやる気を引き上げるための ~赴任後15カ月目~
私は2つの学年を担当しています。Form1とForm2。
(Secondary はForm 1-4まであります)
1.生徒への目標
1.Group work
2.Research using books
3.Make own invention
私たちは生徒たちに素晴らしいiIdea =お金になることを伝えています。
それは、素晴らしい発明をしたらという意味でですが、、、。
マラウイの人はすぐにお金を得ようとして、先のことを考えないです。
もっと、先を見て考えて行動しないとお金は得られないと思います。
2.問題点
生徒がすぐに、"Why"と聞く前に調べるてくるに指導しています。
幸い、私の配属先の学校には図書室や実験室があります。他のマラウイの学校はなかったりするので、まだよいほうかなと思ったりします。
しかし、どこの国にもいる"ひねくれた生徒"がいます。すぐに、いわゆる言い訳をして来る生徒ですね。
・十分なmaterialがない
・本がない
・調べ方がわからない
こういう生徒がいると、他の生徒に悪影響を与えるのでなんとかしないといけないと思います。
3.お仕置き
Punishmentのことですが、ぴったりくる日本語が浮かばないのでここではお仕置きにしてみました。
ということで、ルールを守ることができない生徒には図書室の本をきれいに並べるように指示しました。
これが意外と現地の先生からは好評で、Punishment によって学校の設備が整理整頓されていくのはよいねといった状態です。
こういうのは、大人にはできないけど(笑)、、、、。
ということで、新学期なのではじめに厳しくしておかないと最後まで、緊張感が保てません。
今日もがんばります!
(図書室でリサーチ中の生徒)
テスト作成 ~赴任後15カ月~
1.期末テスト作成
とにかく大変 テスト作成 授業終了とともにテスト問題を提出しましたが、今回は停電が続いているので早めの提出をもとめられました。 テスト1か月前に提出を求めれても、どこまで授業を進めれかがわからないので、作成できないです(笑)。
(作成したテストの一部)
(授業のメモ)
2.小テスト作成
小テスト こちらはプリントにしなくても、黒板に書きだせばいいので、比較的楽といえば楽です。 とにかく大変 次回から、テスト問題を作成しながら授業をすすめていくほうが楽だと感じました。というのも、問題を作るのに2日ほど考えてパソコンで作業をすすめるので非常に大変でした。
はじめてお葬式に参列 ~赴任後15カ月~
マラウイでは冠婚葬祭が日本にいるとき以上に頻繁に起こります。 同僚のお葬式 授業は当然なし 式は一日かかりました 同僚のお葬式 理数科教員の一人がお亡くなりになりました。
以前から体調が悪く、学校も今学期は休んでいました。小さい怪我が原因で体調が徐々に悪くなり、死亡ということになったようです。 授業は当然なし 朝、早い時間におなくなりになったためその日の授業は当然なしとなりました。
式は一日かかりました 。
まずは、同僚の家に訪問しました。勤続年数の長い教師だったので地元の卒業生や近所の人がたくさんいて、みんな座って悼みます。
昼頃に、棺が到着。そして、隣町の彼の実家に行くために車を何台かチャーターしてのっていきました。 棺を地面に埋めるまで、執り行われので、非常に時間がかかりました。
キリスト教のお葬式ははじめて、棺を地面に埋めるのに掘っている動作はかなり衝撃的でした。
途上国の学校の現場で反省文の導入 ~赴任後15カ月~
最近、起こったことですが授業に遅れてくる生徒を教室に入れないようにしています。
いつものように遅れてきた生徒がいたので、教室のドアを閉めました。
そうしたらところ、ドアを大音量でノックして開けて入ってきました。もちろんですが、その生徒たちを追い出したのですが、追い出した後も外で音を発生させて私たちの授業を妨害してきました。
その時は授業を終わらせないといけないので、そのまま授業を続行しました、、。
1.反省文の導入
翌日、同僚の教員と相談してその生徒を呼び出し、湖から水を運んで花にお水をあげるPunishmentをさせて、私からは生徒たちに反省文を書かせました。
(英語では反省文のことApology letter というようです)
2.その内容
1.なぜ授業に遅刻したのか
2.次からはどうしたらいいのか
という題をあげて、文字数や内容が不足していると書き直しさせました。
思った以上に生徒たちも真面目に書いてくれたし、読んでいて生徒って思った以上に素直で可愛いなと思いますね。
放課後に生徒たちに座る練習もして、その日は終了。
(反省文のサンプル)
マラウイの学校と日本の学校との違3つ
よくそこそこ教養のあるマラウイの先生や生徒からマラウイの教育はに日本に比べてどう違うの聞かれるので、ちょっとまとめてみました。
1.年齢バラバラ
日本のように同じ年齢で一斉に教育が始まるわけではない。学校に通い始める年齢もバラバラ。私の配属しているセカンダリースクールでは順調にいけば、Form2 で15歳が最小年齢だけど上は20歳までいる。
年齢を重ねている生徒はこれまで教育の機会に恵まれていなかったのかもしれないが、すっかり、成長しているので、身長も高いため後ろの席に追いやられますます教育を受ける機会が離れていくように感じる。
2.生徒たくさん、入れ替わりはげしい
私のような田舎のセカンダリースクールだと、単学級で1クラス100人が定員である。とはいっても全員がそろうわけではないので、私のところはForm 1は 70人、Form 2 は60人が教室の中にいます。
成長してしまった男子生徒は大きいので、前に座れません(笑)
後ろの生徒の邪魔になるためです、、。
転校や転入も激しく。1つの学期で、1割は入れ替わります。
(座ってパソコンを見ている生徒)
3.教科書ない
物がないということで教科書はありません。先生の板書をもとに生徒は勉強をしていきます。先生がミスをすると大変です。
今学期の授業を終えて Form 2 physics ~赴任後14カ月~
こちらに来てくださってありがとうございます。
今学期のまとめを振り返りたいと思います。(2016年1st Semester)
生徒に考えさせるというのは、非常に難しいなと感じました。
目次
1.予想をさせようとしたら予想の意味を分かっていない
生徒に予想をさせようとしたら、definition(言葉の定義)を書き始めてました、、、。
何を予想したらいいのかがわかっていなかったようです。
予想の定義を書いたりしたのを見たときはちょっと驚きました。
2.卵の実験
rotten egg, fresh eggが水に入れるとどうなるのか?
また、海水の時は??
密度が変わるとどうなるのかと変化が起こるということに気づいたようで、考えることがすこしづつできるようになりました。
マラウイの生徒は考える習慣がまるでない!!
知識は暗記するものと思っているので、教えるのにも一苦労しました。
3.生徒からのコメント
生徒に授業は楽しい?どう?とちょっと聞いてみました。
物理は毎回、テーマが変わるので新しいことを覚えないといけないので、しんどいとのこと。
生徒が言うには化学は周期表を覚えたので、以前より興味が出てきたとのこと。内容もつながりがあるあるので面白いと言ってくれました。
単元的にも実験をしやすかったのでよかったです。
(動画視聴中)
パソコンもたまに使っています。
Chemistry に関してはこっちにまとめました
記事公開日:2016年12月26日
記事更新日:2017年05月27日
現地の理数科教師研修に参加してきました ~赴任後14カ月~
このSMASEE とは、
(Strengthening of Mathematics and Science in Secondary Education)略で、ケニアをはじめとしてアフリカのいくつかの国々広がっているJICAの主催する、理数科教師研修です。
今回はsubjectにすぐにはいるのかなと思ったら、thinking ということでどのようなものがあるのかを話し合って、実際に授業ではどのように活用されていくのかについて話し合っていきました。
生徒は考える習慣がないので、ちょうどよいのかもしれません。
(Time table)
1.教師研修
1年一度理数科教師を集めて、研修が行われます。マラウイの教師たちは日本が教育のために援助をしていることは理解してくれています。
私も地元の教師と一緒に学びました。
宿泊あり、食事あり、おやつあり、充実した研修だと思うけど慣れてくると当たり前になってきてよくないと思う。
私がいることで、日本は単に資金だけの援助だけでなく人的支援もしていることへのアピールになるようです。
(閉会式の様子)
2.原子物理(Nuclear physics)
日本語でも理解がいまいちな分野でしたが、現地の先生たちと一緒に学びあうことでどうにか理解できたような気がします。
日本でもあまり勉強してこなかったのと、それを英語で聞いても少々理解しにくいところはありました。でもなんとか、ついていけたかなー。
3.先生たちの連絡先を交換
私の学校にもう一人しか、物理化学の先生がいません。あまり、熱心ではないので、他の学校の先生とつながりができると心強いです。
(現地の先生)
現地の理数科教師研修に参加してきました ~赴任後14カ月~
このSMASEE とは、
(Strengthening of Mathematics and Science in Secondary Education)略で、ケニアをはじめとしてアフリカのいくつかの国々広がっているJICAの主催する、理数科教師研修です。
今回はsubjectにすぐにはいるのかなと思ったら、thinking ということでどのようなものがあるのかを話し合って、実際に授業ではどのように活用されていくのかについて話し合っていきました。
生徒は考える習慣がないので、ちょうどよいのかもしれません。
(Time table)
1.教師研修
1年一度理数科教師を集めて、研修が行われます。マラウイの教師たちは日本が教育のために援助をしていることは理解してくれています。
私も地元の教師と一緒に学びました。
宿泊あり、食事あり、おやつあり、充実した研修だと思うけど慣れてくると当たり前になってきてよくないと思う。
私がいることで、日本は単に資金だけの援助だけでなく人的支援もしていることへのアピールになるようです。
(閉会式の様子)
2.原子物理(Nuclear physics)
日本語でも理解がいまいちな分野でしたが、現地の先生たちと一緒に学びあうことでどうにか理解できたような気がします。
日本でもあまり勉強してこなかったのと、それを英語で聞いても少々理解しにくいところはありました。でもなんとか、ついていけたかなー。
3.先生たちの連絡先を交換
私の学校にもう一人しか、物理化学の先生がいません。あまり、熱心ではないので、他の学校の先生とつながりができると心強いです。
(現地の先生)